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2010年4月 9日 (金)

愛読書の智恵

パパのバァちゃんが、年間購読を申し込んでくれて、年齢に見合った本が送られてくるので沢山本を読む習慣がついてきたみたい。
読むのも早い。良い習慣だなぁと感謝している。

私が子供の頃、本を読む習慣が全くといっていいほど無かったのだが(言い訳すれば、手作りのほうが好きだったので、本を読むよりなにか作ってた)、それでもいくつか印象に残る本がある。
シートン動物記、ファーブル昆虫記はのめり込んだな・・
それから、学研の「とんちんかん科学教室」や「からだのひみつ」。
これらは本当に暗記するほどよく覚えている。
大人になった今でも「あ、これはヒトちゃんがゴリラに追いかけられたときの状態だ!」とか、つい思いあたってしまったりする。

これらの本は今でもわたし本棚にあり、徐々にトキオに譲り渡している。

その中で、最も重要な本は「知らないとソン500」
フクロウ博士の出版の知恵袋的な本。私が丁度トキオの年の頃成増で買った愛読書。
お陰でわたしは、曲がってしまったレコード盤をまっすぐに直したり、涙を流さずにタマネギをきったりすることに成功してきた。

そしてこの本を譲り受けたトキオもまた、私と同じように知らないとソン500の教えに従っている

ある日、学校でガムをフンだ子がいたから、髪の毛についたガムをとるテクを教えてあげた、という。
おおートキちゃん、それは知らないとソン500に載っていたワザ!
よくやった息子よ。

寝る前の布団の中で、息子は天井をみながら私にこう話してくれた
「砂浜を歩いていて、プーさんのサンダルでガムを踏んだことがあった。
だから俺にはわかるんだ。その気持ちが
”お母さんやお父さんに怒られるかも”っていってた・・ ”あーあぁ”って。”新しい靴なんだ・・”って。」

トキオに裏技を教えられた子供達は、学童にいって氷を貰い、先生まで加わってみんなでそのガムを取り始めたらしい。

「で、本当に取れてたの?」
なんしろ私もそのワザは実際には使ったことがない。本当に取れるのだろうか。

「ううん。わからない。」 え?!

トキオはまるで月光仮面のように「あとは洗えば落ちるよ」と言って、あざやかにその場をさったという・・・

どうよ。
これだけ騒ぎを大きくして、自分は最期まで見届けずその場を風のように立ち去った。
もしかしたら全然取れずに「あいつ、ぜんぜん落ちないじゃん」とかいわれているのではないだろうか。
 ・・・母は激しく憂うのであった


フクロウ博士は、こうして親子二代にわたり聖書のごとく愛読されている本をかつて出版したとは夢にも思っていないだろう。

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