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2006年9月 8日 (金)

またヒョウソウ

またヒョウソウだ。プールの約束を断って医者に。行きたかったとメソメソ泣き続け、診療後に、プール組のみんなとご飯食べたかったと泣き続け、さらにはドラえもんが始まっちゃったとまだ泣き続ける。グズグズモードなもんで。それでもなんとか早めにあとは寝るまでにこぎ着けたが、意外にも素直に率先して寝る準備をするので「そんなトキちゃん大好き」と珍しく誉める。そうなるといじけて同情をひこうとする。「トキちゃんなんて好きになって貰わなくていいよ」
「あそ。じや、嫌いでいい」
トキオのめそめそが戻って来た。
あーん(T T)好きって言ってー、いってよー、言うまで寝ないー。
バカじゃないの。なんで素直になれないの?
言えと言われて素直に言うような私でもない。ぐずぐず布団の中でののしり合いが続きトキオは涙でグショグショだ。
はいはい、大好き、といってやればそれで済むのにどうしてやさしくなれないんだろう。自分に腹が立つ。

最後にとうとう諦め布団に伏せたトキオ。やっと私も耳元に小さな声で「トキちゃん大好き」とささやいてやった。
するてやっと安心した顔を見せた。
締め切りに追われ、キュウキュウしている私には、どうしても心にゆとりをもっことができない。
夜中まだ作業しているとトキオがお茶を飲みに起きてきた。
腫らした目をうっすらあけながら無言で麦茶を飲むトキオに、今度はちゃんと「だい好きだよ、トキちゃん。大事なトキちゃん」と、語りかけると、グラスを置いてニコリ。
「ありがとう」
そういって私のひざに滑りこんだ。
しばらくそのまま抱き合って、またトキオはひとり布団に戻っていった。「お休み」と言い残して。

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