« 日々の営み | トップページ | ポケモン映画 »

2006年8月 4日 (金)

区民プール

夏は兎に角忙しい。

先週に引き続き、区民プールに前回同様R君と今回さらにYちゃんが加わって行く事になった。
トキオは先週のプールの後の福しんに味をしめ、本日も水泳後の福しんで頭がいっぱい。
泳いでいるときから「ねぇねぇ、きょうも”ふくしん”いくでしょ?」
こいつ頭の中は既に福しんで一杯。
ちなみに庶民の味方、手もみラーメンがお好みらしい。

今日が区民プール初だったYちゃんママも、この池袋の誇る(私が誇っているだけ)温水プールの素晴らしさにすっかりやられてしまったようで、プール後の福しんには子供達も首っ丈。
毎週恒例にしましょうと、私たちはきつく手を結びあった。

さて、Rちゃんは明日仕事だから、このままジイジの家にお子様を預かって貰うというので、では、のこり二組は小鬼を寝かせてから旦那に預けて、再度集合を誓い合い福しんまえで別れる。

いよいよ大人飲みだ!

いろいろ、あって、Yちゃんママは来られなくなり、Rちゃんままと私と、最近出来たカフェバーなるものへ出向く。
私好みの、クリスマスみたいな綺麗な電球がついていて、薄暗くしっぽりとしたかんじで、凄く良い感じ。いちど行きたかったのぉ。
Rちゃんママの事前調査によると美味しいベルギービールがその店にはあるという。彼女はビール党なのだ。

さて。

結論から言えば騙された。

ひどい。

ビールはそのままだから、問題はない。
あったとすれば、やたら分厚い硝子の暖かいグラスが出てきたこと。
これくらいで怒る私たちではない。
しかし、問題はその次の飲み物を頼むときだ。

「カクテル オール 500円」と書いてある。
「オールって何?」「そりゃ、なんでも全部でしょ」なんて言い合って、私は久しぶりに大好きなドライマティーニを頼む。

するとどうでしょう?

「? マティーニ?・・・・どうやってつくるんですか?」

はぁ?

マティーニ作れない飲み屋?

気を取り直す。

「何なら作れます?」と聞くと、
ちょっとお待ちを、っとA4の紙にマジックで手書きにされた紙を持ってきた。
見ると、聞いたこともないようなオリジナルカクテルや、あるいは聞いたことのあるカクテル数点が書いてある・・・どうしようもないじゃないか。何を頼んだらいいんだ・・

「マティーニって、何ベースですか?」

まだいうか!

「ジン・・」
「ジンですか。ではここで」
店員の指したジンベースの項目には

●ジン
 ジントニック・ジンライム

はぁ?・・・・・・

しかし、それしか出来ないというのなら、しょうがない。自分を抑えて気を取り直す。私はカフェバーで酒を飲む大人なのだ。

「じゃ、ジンライム下さい」
Rちゃんママはソルティードックなんて、ガキのカクテルを頼みやがって、机をひっくり返すチャンスを失ったまま、おのおのが頼んだ酒の出てくるのをまつとする。

出ました。

ライムだけまともで、あとはただのロックのジン。

ライムしぼろうと思ったら、実だけ飛び出して”ぽこん”だって。
あたしはもしかして、「おばちゃん、焼酎お湯割り。梅干し入れてね」って頼んだのか?って感じで焼酎に梅干し状態。

しかし私はまだまだ子供だった。自分の心配しかしてなかったよ。
Rちゃんママのソルティードックを見て気が付いた。不幸なのは私じゃない。
Rちゃんママの方だ。

そのグラス縁には、確かに塩が塗られてグレープフルーツジュースのようなものが入っている。
だがその塩は岩塩。猛烈デカイ粒で高さ数ミリほどに積もった塩。
どこから飲んでも、粗すぎる塩が、歯磨き粉のように唇と歯茎の間に挟まって飲みずらいったらありゃしない。
飲みづらいだけじゃない。しょっぱいだけだよ、これ。。
酒飲んでるんだか、塩舐めてるんだか、娯楽なんだか拷問なんだかわかりゃしない・・。肝心な酒の方は、正真正銘グレープフルーツジュースだ。

ひぃ・・

なんなの?これ??

自分たちの置かれた状況を今一度見直す為にメニューをよく見る。
するとそこには小さく「※まだシェーカーが振れません。勉強中 ごめんなさい」との文字が文末に!!!!

なんだこりゃぁ!

確かに店の表には「美味しいおつまみとお酒の店、朝4時まで営業」と書かれている。
美味しいつまみったって、チンするものか乾きものだけじゃん!
そう思って見渡してみると、いるのは家族らしい人たちか、出入りの激しい数組の客のみ。

店員はあまり様子を見に来ない、放置な感じで客的には長居しやすいと言うところはある。しかしそれは経営的には嬉しくないはず。
音楽も中途半端で、入ってみたら店内は実は明るくて健康的な感じだし。
もしかして飲み物の作り方聞かれた時点で、自分で作ればよかったのか?

そうだ、ここは飲み屋じゃないんだ。
公民館なんだ!
公民館のラウンジだ。

そう思ったら気が楽になって、二人は顔が痛くなるほど笑いが止まらなくなった。
なんかもうどうでもいい。
請求された6千円を割り勘にして、二度と来ないと誓い合った夜。

|

« 日々の営み | トップページ | ポケモン映画 »